腰痛、特に座骨神経痛で太ももの後ろにしびれが出ている患者様の施術を行いました。
元々、腰痛持ちで数日前に重たいバケツを持ち上げたところ、腰に激痛が走り立ち上がる事が出来なくなったそうです。
通称ぎっくり腰と言われる筋膜性の急性腰痛の症状です。
私もサラリーマン時代に一人乗りマリンジェットを浮き桟橋に引き上げようとして、腰が抜けて３０分程動けなくなった経験があります。

当院では痛みやしびれの根本原因の筋肉を特定する為にハイボルト検査を行います。
前屈、後屈が出来る場合は、その原因筋から狙って検査をしてゆきますが、今回の患者様は後屈が全く無理な状況でした。
腰の基本セット（腸腰筋、中殿筋、仙腸関節）＋腹斜筋、腰方形筋、腰椎椎間で、最も反応点が強くあったのは仙腸関節でしたので
そちらを中心にハイボルトを入れた所、PS（痛みスケール）１０⇒２まで改善しましたので、
①痛みの原因は筋膜性なので痛みが戻る事がある②痛みの出る姿勢は避けるを説明させて頂き施術は終了となりました。
仙腸関節が硬くなって、痛みが出ている場合は、座骨神経のラインに沿って、太もも後方からふくらはぎの外側のしびれが出来る場合もあります。原因となる腰周りの筋肉により痛みやしびれとして出る症状は様々です。
急な痛み程、回復が早い傾向にあります、慢性腰痛でもハイボルトで改善しますが、施術回数とお時間が掛かる傾向があります。

同様の痛みでお困りでしたら、一度、ご相談ください。
患者様のお身体の状況により得られる結果は異なりますが、早期回復出来るように最善を尽くします。