2018.02.03
腰椎 すべり症 腰痛 ハイボルトで改善 検査 浜松市中区
腰椎すべり症と診断されて、腰痛が中々治らない患者様の治療をしました。
ジュニアアスリートでバレーボールの選手なのですが、半年前に腰痛で整形外科でMRI診断で腰椎すべり症と診断されて、治療を続けてきましたが、
一向に改善に向かわないという事で、当院に来院されました。
当院ではハイボルト検査で痛みの原因を特定して、治療する事で早期完治を目指しています。
週末には試合に出場しなくてはならないという事で、現在の痛みレベルを兎に角下げて動けるようになりたいとのご要望でした。
今回の患者様も施術前の徒手検査では前屈10°で痛み、背屈は0°
痛みスケール10で全く反れない状況でしたが、ハイボルト検査後には前屈40°、背屈35°でも痛みスケールは3程度まで
改善しました。痛みの本質はすべり症だけではなくて、腰周りの筋肉から来ている事が判りましたので、治療を継続する事で完治出来る見込みが立ちました。
完治には骨盤を支えている体幹の筋肉強化が必要なので、それは楽トレで行う事が出来ます。
腰椎すべり症の主な症状は腰痛です。突然激しい痛みに襲われるのではなく、徐々に進行し、違和感を覚えるところから始まります。
やがて後ろに反らせると痛みを感じたり、長時間立っているといったことが辛くなったりする慢性痛へと変わっていきます。
腰椎が滑る際に、神経を圧迫することで生じる坐骨神経痛も発症する場合もあります。
油断をしていると、脊柱狭窄症を引き起こし、歩行が困難になる場合があるため注意が必要です。
腰痛は10~15歳位から生じますが、青少年から高齢者まで幅広い層で腰痛や下肢痛、しびれが認められます。
腰椎すべり症の多くは、体が柔らかい小学校高学年から中学生位に腰の回旋やジャンプなどをすることにより、腰椎の後方部分に亀裂が入ることで生じます。
一度に起こるのではなく、運動や部活など繰り返し腰をそらす動作によって徐々に進行します。
スポーツは原因の一つであり、体質的なことも起因すると考えられています。また、加齢により靭帯組織や椎間板の劣化し、過剰に負荷がかかることで腰椎分離/すべり症を引き起こすこともあります。
腰椎分離症は、成人では5%程度、腰を酷使するスポーツ選手では約40%の人に症状が現れています。分離症が原因となり、徐々に椎体が前方にずれてくるすべり症に進行していくケースもあります。
同様の痛みでお悩みでしたら、一度ご相談ください。
追記:二日連続してハイボルト施術をして、腰痛レベルは痛みスケールで10⇒2まで改善しました。やはり、腰椎のすべり症の症状自体からの痛みではなくて、腰椎の周りの筋肉(中殿筋、腰椎椎間、仙腸関節)からの痛みが主だった事から痛みが改善しました。
痛みの無い状態をキープするにはその痛みの出た筋肉をしなやかに強く鍛える事が必要です。
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