膝の痛みには様々な原因が考えられますが、主な原因については大きく分けて３つが考えられます。
軟骨や鍵盤損傷以外の痛みの原因はハイボルト検査で症状を緩和、痛みも軽くできる事があります。
今回の患者様も整形外科では画像所見で異常なし、痛みクリニックでブロック注射、他の接骨院を渡り歩いて、ご紹介でたどり着いたのが当院でした。
初回施術の結果は来院時にはあった歩行時の痛みがほぼ取れて、笑顔でお帰り頂きました。
次回はハイボルトと併用で、膝の痛みに効果の高い楽トレのお試しもして頂く予定です。

●スポーツやお仕事等で膝を酷使した場合
膝を酷使するスポーツや姿勢でのお仕事をしている方は膝の痛みが起こりやすいようです。特に陸上競技等走ることが多いスポーツや、バスケやバレーなど飛ぶことが多いスポーツは膝への負担がかかりやすいです。
痛みを放置したままスポーツを続けていると半月板や靭帯、軟骨の損傷に繋がるため注意が必要です。

●加齢による軟骨のクッション機能の低下
膝関節は固い骨同士がぶつかり合わないよう、骨が関節軟骨というものに覆われていますが、この関節軟骨がクッション材となることで、普段は膝を動かしても痛みがありません。
しかし加齢などにより徐々に軟骨がすり減るせいで、クッション機能を失い痛みが引き起ることがあるようです。

●体重増加で膝への負荷が増加した場合
膝への負荷が増加することで痛みが増加するケースもあります。この場合は肥満が原因であると考えられます。体重が増えるとそれだけ膝への負荷も大きくなるため、日頃から太らないように気を付ける必要がありそうです。
階段を下り時とかは膝に１トン近い加重が掛かるそうです。

ところで軟骨をすり減らさないようにするには？
原因の中でも一番対処方法が判りづらいのは軟骨のすり減りではないでしょうか？ そこで軟骨のすり減りの予防策を紹介してみたいと思います。
●軽め～中負荷程度の運動を継続する
激しい運動は逆に軟骨のすり減りを招いてしまいます。しかし運動不足が原因で肥満や筋力の低下を引き起こし、結果的に軟骨をすり減らしてしまうので下半身の負荷が軽め～中負荷程度の運動をお勧めします。
軽いウォーキングや水中ウォーキング、軽いサイクリングやエアロバイクなどの運動を無理のない範囲で行ってみてください。
●すり減りを防ぐ栄養素を摂る
軟骨を構成する成分には、ヒアルロン酸、グルコサミン、コンドロイチンなどがあります。それぞれどのような食材に含まれるのでしょうか？
どの食材にしても腸でアミノ酸に分解されて吸収されてからて再合成される訳ですから、それを食べれば大丈夫というものでもないようです。

ヒアルロン酸
・豚足
・海藻のぬめり部分
・納豆
・山芋 など
グルコサミン
・甲殻類（カニ、エビなど）
・きのこ類
・うなぎ
・山芋 など

ただしグルコサミンに関しては、グルコサミンのもととなる栄養素を食事から摂れるだけのようです。
グルコサミンを効率的に摂取したい場合は、サプリメントで摂取する方法も1つの手だといえます。

コンドロイチン
・おくら
・なめこ
・ふかひれ
・山芋
・魚の皮
・スッポン など

膝の痛みが姿勢に問題がある場合
膝の痛みは骨盤の歪みに起因することもあるようです。骨盤が歪むと足の長さに差が出生じ、片方の足への負荷が増加する結果膝の痛みに繋がるようです。以下のような癖がある方は骨盤が歪んでいるかもしれません。

●骨盤が歪みやすい癖
・座るとき必ず足を組む
・片方の足に体重をかけて立つ
・寝るときに必ず横を向いて寝る
・鞄をいつも同じ側にかける
以上のような癖がある方は骨盤が歪んでいるかもしれません。では、骨盤の歪みがあるかどうかもチェックしてみましょう。

骨盤の歪みチェック
・目を閉じ片足で10秒以上立っていられない
・目を閉じその場で30回足踏みすると1m以上ずれた位置にいる
・仰向けに寝たとき足の開きが左右で違う

上記のうち1つでも当てはまれば骨盤が歪んでいる可能性があります。

骨盤の歪みを改善するには？
骨盤に歪みがある場合は以下のような方法で改善することができます。

整骨院や整体で矯正してもらう
当院の骨盤矯正は最新のトムソンベットも活用して、痛みがなく、効果の高い施術を行っています。

ストレッチをする～当院ではご自宅出来るストレッチや体操もご教授させて頂いております。
また、膝の痛みを軽減するために必要なインナーマッスルトレーニングも楽トレで行えますので、ご気軽にご相談ください。